ノンホモパスチャライズド牛乳
こんばんは、ショダです。
タイトルを見て、「何?ドラクエの呪文か何か??」と思われた方も多いことでしょう。
全然違います。
ドラクエの呪文は5文字までです。←そういうことじゃない
(ドラクエⅥ以降は6文字以上の呪文がいくつも登場している。←そういうことでもない)
今日は、牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなっていた私にとっての救世主、ノンホモパスチャライズド牛乳について、紹介します!!
牛乳が好きな人も嫌いな人も、読んでもらった後に牛乳への印象が変わることうけあいです。
目次
乳糖不耐性症
乳糖不耐症は、牛乳に含まれる「乳糖(ラクトース)」を分解するラクターゼという消化酵素の不足や不活性が原因で起こり、消化不良や下痢などの症状が出ます。
ほとんどの人は、離乳するとラクターゼの活性は低下するそうです。
ごく稀にラクターゼを持っていない先天性乳糖不耐症で、赤ちゃんが母乳や粉ミルクで下痢をしてしまうことがあり、その場合は特殊なミルクやラクターゼ製剤で対処できるそうです。
欧米人に少なく、アジア人には多いとされているようです。食文化が違うからですかね。
私もおそらくこれに該当するので、乳糖不耐症と戦いながら牛乳を飲む日々が続いていました。(無理して飲む必要ないのに)
ノンホモパスチャライズド牛乳
ノンホモパスチャライズド牛乳とは、ノンホモジナイズドでパスチャライズドの牛乳です。
ホモジナイズは、牛乳に圧力をかけて、牛乳中の乳脂肪球を分解して小さく均質化することを言います。これは乳脂肪分が固まらない状態にして、加工や運搬をしやすくするためです。
パスチャライズは低温殺菌のことです。低温殺菌には時間がかかるため、日本の牛乳は大量生産向きの高温殺菌の牛乳がほとんどです。
ホモジナイズされていないパスチャライズの牛乳が、ノンホモパスチャライズド牛乳ということです。
私はこれを飲むとお腹の調子が悪くならなかったのです!
なぜおなかにやさしい?
ホモジナイズ処理をしていないことによって、本来の乳脂肪球を傷つけないので、胃液や消化酵素の働きを受けてゆっくり消化吸収されます。
そのため、乳脂肪球に収まっていることが多い乳糖も剥き出しにならないので、お腹を壊さないケースが多いと言われています。
また、高温瞬間殺菌した場合は、殺菌すべき菌だけでなく、乳酸菌などの有用な菌も死んでしまいます。さらに、タンパク質などは熱変性するため、後味の悪いネバつきも発生します。
低温殺菌では有用な菌や栄養が破壊されずに残るので、カラダに良いのです。
今までのカラダに良い牛乳のイメージは、ジャージー牛乳のようなコクのある牛乳でしたが、あれは乳脂肪分、乳タンパクなどが多いということに過ぎないのでした。
さいごに
今回はノンホモパスチャライズド牛乳を紹介しました。
私には効果はバツグン(?)でしたが、個人差があると思いますので、気になった方は試してみてください。
しかし、どんなコトやモノでもそれぞれ人によるので、少し続けてみて「自分には合わないな」と思ったら、キッパリ諦めるしかないと思います。
いつか、いろいろな牛乳を紹介する記事を書こうと思っています。
ではでは。